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平和(ピンフ〔村石利夫『読めて当然?読めたら自慢!漢字力』は、麻雀用語の「平和」の本来の読み仮名は「ピンフ」ではなく「ピンホー」である、としている。また、古い麻雀書でも読み仮名を「ピンホー」と記していることがある。〕)とは、麻雀における役のひとつ。面子が全て順子で、雀頭が役牌でなく、待ちが両面待ちになっている場合に成立する。1飜。門前役。 == 概要 == 成立しやすく、他の役とも複合しやすいため、タンヤオとともに麻雀における基本の役と言われている。タンヤオとピンフが複合したものを略してタンピンと呼び、タンピンでさらに立直をした場合をメンタンピンと呼ぶ〔で。現在では「立直・タンヤオ・ピンフ」の略とするのが一般的。なお、立直してツモったタンピンの場合は現在「メンタンピン・ツモ」と略される。〕。また、使用する牌の種類が多くなりやすいため、確率的にもっとも裏ドラが乗りやすい手役であるとされる。 平和の成立条件は以下の4つである。 # 門前であること。すなわちチーをしてはいけない(下の条件2によりポンやカンは不可能である)。 # 符のつかない面子で手牌が構成されていること。すなわち4面子すべてが順子であること。 # 符のつかない対子が雀頭であること、すなわち役牌が雀頭の時は平和にならない。 # 符のつかない待ち、すなわち辺張待ち・嵌張待ち・単騎待ちではなく、両面待ちであること。 これら4つをすべて満たした時に平和が成立する。2つ目~4つ目はいずれも符がつかないという点が条件となっており、これが「符のないあがり」と呼ばれる所以である。ただし、ツモ和了の場合のツモ符2符については、これを無視して平和と門前清自摸和の複合を認める慣習になっている(後の節で詳述)。また、やのようなノベタン・3面ノベタンの形は、両面待ちではなく雀頭待ちであるため、平和にならない。初心者は間違えて和了宣言をしやすいので注意が必要である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平和 (麻雀)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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